立春 ~ 夜更かしのついでの「春の大曲線」

 ◎七十二候では、東風解凍、黄鶯睍睆、魚上氷です。

★少し夜更かしすると「おおぐま座」を構成する北斗七星が天空の中央に来ます。柄杓にもたとえられる星座の柄の曲線を伸ばしていくと春の大曲線となり、「うしかい座」のアークトゥルスと「おとめ座」のスピカに辿れます。アークトゥルスとスピカを三角形の底辺と見なして頂点方向に視線を動かすと「しし座」に至ります。「しし座」では1等星レグルスが目立ちますが、その手前の2等星デネボラが春の大三角形の頂点の一つです。春の大曲線や春の大三角形が夜空の真ん中に来る頃、冬のダイヤモンドや冬の大三角形は西の方に追いやられます。「しし座」のレグルスから辿るなら「こいぬ座」のプロキオン、右回りに「ふたご座」のボルックス、「ぎょしゃ座」のカペラ、「おうし座」のアルデバラン、「オリオン座」のリゲル、「おおいぬ座」のシリウスと容易に見つけられます。「こいぬ座」のプロキオンと「おおいぬ座」のシリウスに「オリオン座」のベテルギウスが冬の大三角形です。冬の夜空がきれいなのは冷えて空が澄んでいることもありますが、1等星が多いことも挙げられます。この時期、気になるのが「りゅうこつ座」カノープスです。シリウスに次いで明るい星ですが南の空低くにあるので明るさを感じられません。シリウスから地平線方向に辿るのですが、開けたところでないと見つけられません。夜明け前には「さそり座」や「こと座」「はくちょう座」など夏の星座が登場します。

「きぼう」は早起きしよう! ~ 愛知県で「きぼう」を観察できるのは、211544分に南南西から東北東へ、213547分に西南西から北東へ、21453分に東南東から北東へ、です。他にも短時間だったり、低かったり、と見逃す可能性が高い日時はありますが、列挙した日時はじっくり観察できます。

金星が宵の明星として帰ってきました。土星も夕方の惑星です。水星が220日に東方最大離角となりその前後が見ごろです。天候に恵まれれば西の空で三つの惑星を楽しめます。「ふたご座」にある木星も観察できます。

★暦では春。春さながらに近所では紅梅が満開です。蝋梅(ろうばい)も負けずに咲いています。テーマカラーは蝋梅を連想する深支子(こきくちなし)です。

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